2007/12/24伊江島灯台確かどこかに伊江島は平坦だと書いてあったはずだし、海洋博公園からの眺めも中央の城山(ぐすくやま、aka 伊江島タッチュー)以外は極めて平坦に見えた。が、実際はと言うと少なくとも島の西部は、北側に向かってわずかに登りになっており、それはあとあと訪れる北側の海岸線沿いにある湧出(わじぃ)の辺りが絶壁を成していることからも伺い知れるのだけど、ニャティヤ洞を発ったあとの道のりは上り坂と向かい風と今にも降り出しそうな天候とでかなりきついものとなった。ママチャリを漕ぎながら、休暇を取ってまでこんなところでオレは何をやっているのだ?と思わず自問してしまった。 そうしてようやく灯台が見えるところまで来たら、何だか様子がおかしい。フェンスが行く手をはばんでいるように見えるのだけど……と近づいていくと。
ほんとに行かれないのか? 諦めきれない僕は、少し東に戻ったところから南の海岸線まで長い下り坂を下って南の方から灯台に接近することを試みたものの、途中で道がなくなっており、そこでようやくどうしようも灯台までは行かれないことを理解して、いま下ってきたばかりの坂を泣く泣く上ったのだった。 この辺りから伊江島観光は修行の様相を呈してきた。取り敢えず空港経由で湧出(わじぃ)を目指すことに。 つづく |