2008/02/09

横浜中華街に多い文字

 夕方、横浜公園横のホテルに着いたらひとまず中華街を散策。早々に予約していた店の場所を突き止めて、そのあとフラフラ歩く。

夜の宴会に使った店「龍華樓」

 中華街に多い文字の一つが「楼」ではないだろうか。「楼」、「樓」ではない書体をいくつか見つけたものの、基本的に中国・台湾の漢字は守備範囲外なのでどうしたものかなぁと言ったところ。せっかくなので掲載しましょう。

その1

こちらも同じ字形

その2

その3。旧字体とほぼ同じだけど……

 日中台の(コンピュータで使用される)漢字の字形を扱った学術的サイトと言えばやはり「漢字袋」が挙げられるかと。ここで「楼」について調べたけど扱われていなかった。代わりに「婁」をキーワードに検索したらいくつもの異体字が出てきた。特に台湾では異体字が多く、このなかに上記の「その1」に良く似た「婁」が含まれている。この辺りが起源なんだろうか[1]
「その2」については良く分からない。「樓」には違いないようだけど:「新・中華空間」酔楼本館(醉樓本館)

 その他、中華街より。ちょうど春節のころだった:

関帝廟

その奥

  1. 「漢字袋」で使われているCGIがPOSTで実行されているのかな? 各文字へ直リンクしようとするとエラーになってしまう。
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